メイショウシナノ（2020年生、母アルボナンザ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、松本好雄によって3,190万円で落札された。

2歳（2022年）

11月20日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。馬体重は494kg。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

3歳（2023年）

7月1日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。17頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

7月9日、連闘で迎えた4戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた5戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露したが、最後はオリンポスカズマと並んで3着同着となった。

8月6日、連闘で迎えた6戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小沢大仁騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のルーラーリッチに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小沢大仁騎手（2戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のミユキザストロングに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

12月24日、約4か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスのクリスマスエルフ賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小沢大仁騎手（3戦2勝）。15頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

4歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの蹴上特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で小沢大仁騎手（4戦2勝）。15頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいいところがなく12着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上2勝クラスの和布刈特別（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で小沢大仁騎手（5戦2勝）。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月26日、約3か月半の休み明けで迎えた12戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラスの與杼特別（京都ダート1900m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

6月1日、連闘で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの若狭湾特別（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は田口貫太騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサンライズパスカルを豪脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

6月30日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上3勝クラスの薩摩ステークス（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたレリジールダモーレ決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの宮崎ステークス（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（3戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

9月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、3歳以上3勝クラスの白川郷ステークス（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田口貫太騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのJRAウルトラプレミアムアカイトリノムスメカップ（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田口貫太騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた18戦目は、3歳以上3勝クラスのハロウィンステークス（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田口貫太騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた19戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスのJRAウルトラプレミアムラッキーライラックカップ（京都ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。