リネンアリス（2016年生、母スカーレットミカ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、小倉光博から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、戸山光男によって302.4万円で落札された。

3歳（2019年）

3月3日、デビュー戦は岩部純二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は394kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

4月13日、中5週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。最後はタレてしまい15着に終わった。

6月30日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、山田敬士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田敬士騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた5戦目は、石川倭騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のプレセペ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

8月17日、中0週で迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず14着に終わった。

2019年8月23日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月16日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた8戦目は、ウーマんチャンス（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパッションフラワーに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2 32（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったロングメイユーランに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2020年）

1月5日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて抜け出し、最後は2着のウインライジンに3馬身の差をつけて2勝目を収める

1月26日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で田中純騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ゴールドインレイに3/4馬身交わされて2着となった。

2月16日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で田中純騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のルーシーをアタマ差振り切って制した。

3月7日、中2週で迎えた13戦目は、雛月賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で田中純騎手（6戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく4着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた14戦目は、花月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田中純騎手（7戦3勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

4月12日、中2週で迎えた15戦目は、花まつり特選（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で田中純騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ロージズレイに交わされて3馬身差の2着となった。

6月14日、中8週で迎えた16戦目は、田中直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1 11（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のビューティフルキイに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

7月5日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた18戦目は、蘭月賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（10戦3勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

8月18日、中4週で迎えた19戦目は、木染月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（11戦3勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

8月30日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた21戦目は、さがけいば最終レースは19時台（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田中直人騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に終わった。

10月11日、中2週で迎えた22戦目は、初雁月賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（13戦3勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。