パリコレクション（1991年生、母パリスオペラ）

経歴

デビュー前

布施正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

7月18日、デビュー戦は塩村克己騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 曇/重）に出走。馬体重は424kg。15頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

10月2日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で塩村克己騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた3戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり12着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は飯田祐史騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって10着に敗れた。

12月19日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

3歳（1994年）

1月9日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は飯田祐史騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

2月27日、中2週で迎えた9戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、後続を2馬身以上離して、ややスローペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

4月24日、中7週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は塩村克己騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。