メニーメモリー（2000年生、母フリーダムダンス）

メニーメモリー（2000年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「たくさんの思い出」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のタマモクロス（当時16歳）と交配したフリーダムダンスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は平山牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方15戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の一般F6。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2003年）

3月1日、デビュー戦は高井彰大騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では賦性の勝負根性でゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月16日、中1週で迎えた2戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神ダート1200m 小雨/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

3月30日、中1週で迎えた3戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は松永幹夫騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は高井彰大騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京芝1800m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

7月13日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 小雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で高野容輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月16日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高野容輔騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。前に出て、タフなペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に敗れた。

9月27日、中5週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で高野容輔騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり11着に終わった。

11月9日、中5週で迎えた12戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘッシュから2馬身半差の2着に敗北した。

11月29日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（2004年）

1月2日、中4週で迎えた14戦目は、川江光司騎手を鞍上に迎えて、一般F8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月11日、連闘で迎えた15戦目は、一般F7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川江光司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた16戦目は、一般F7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川江光司騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシングルトラックから6馬身差の2着となった。

2月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般F6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川江光司騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のデジタルトウショウに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般F3（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川江光司騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般F3（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川江光司騎手（5戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月28日、連闘で迎えた20戦目は、一般F10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で川江光司騎手（6戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月17日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた21戦目は、中越豊光騎手を鞍上に迎えて、一般F5（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月16日、中3週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた22戦目は、一般F5（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のロードリップルに2馬身の差をつけて制した。

5月29日、中1週で迎えた23戦目は、一般F3（高知ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川江光司騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた24戦目は、一般F5（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は中越豊光騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月11日、中1週で迎えた25戦目は、URARA サマーレインボー特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中越豊光騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のスクオールメモリーをクビ差制して3勝目を奪取した。

8月7日、中3週で迎えた26戦目は、一般E F（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川江光司騎手（8戦1勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。