サユルリトリンカ（2016年生、母スワンキーポーチ）

サユルリトリンカ（2016年2月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冴ゆる（冴えわたる感性）＋理＋凛とした花（高潔を連想）より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のノヴェリスト（当時7歳）と交配したスワンキーポーチが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッドセールサラブレッド2歳」に上場され、村田能光によって1,296万円で落札された。

和田勇介厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

10月6日、デビュー戦は大野拓弥騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は426kg。18頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり8着に敗れた。

3歳（2019年）

2月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大野拓弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は減速してしまい13着に終わった。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から16kg絞って迎えた3戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

6月23日、中6週で迎えた4戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は力尽きて16着に終わった。

9月17日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、北海道スポーツクラブ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-7（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小野楓馬騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。