ローズカリス（2023年生、母シェーンリート）

ローズカリス（2023年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名(バラ)+ギリシャ神話に登場する優雅、優美さの女神」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のCalifornia Chrome（当時12歳）と交配したシェーンリートが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は友田牧場。主な勝ち鞍は2025年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2025年）

7月5日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴーゴーシャチョウに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月27日、中9週で迎えた3戦目は、2歳1勝クラスのヤマボウシ賞（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田口貫太騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、ペルセアにクビ差交わされて2着となった。

10月18日、中2週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラスのなでしこ賞（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田口貫太騎手（3戦1勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のブロンテスに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月27日、中5週で迎えた5戦目は、2歳Jpn2の兵庫ジュニアグランプリ（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で田口貫太騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。