ドンパッショーネ（2022年生、母ストーミーエンブレイス）

ドンパッショーネ（2022年2月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「首領+情熱(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のQuality Road（当時16歳）と交配したストーミーエンブレイスが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道虻田郡洞爺湖町、生産者はレイクヴィラファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、レイクヴィラファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、KOJIMAレーシングによって7,040万円で落札された。

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

9月16日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は538kg。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、4着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打ち、リードを2馬身以上確保して、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のカペルブリュッケに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、2歳1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、カネショウレジェンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

1月19日、中3週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

3月15日、中7週で迎えた5戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 小雨/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のアンズアメをハナ差振り切って優勝

4月6日、中2週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのバイオレットステークス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。