グレアネオンライト（2022年生、母オメガインベガス）

グレアネオンライト（2022年4月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマジェスティックウォリアー（当時17歳）と交配したオメガインベガスが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。2025年の東京プリンセス賞(牝)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

張田京厩舎（船橋）へ入厩。

2歳（2024年）

5月31日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、2歳戦のライラックデビュー（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は437kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るケイズブランを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月2日、中4週で迎えた2戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシャイニングスター賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のゴールドモーニンに6馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

10月8日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定2歳戦の小町特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月12日、中4週で迎えた4戦目は、2歳オープンのローレル賞（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

11月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、牝馬限定2歳戦のプルザトリガー・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

12月17日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた6戦目は、牝馬限定2歳戦のクラーベセクレタ・メモリアル（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

3歳（2025年）

3月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアクアマリンカップ（船橋ダート1700m 晴/重）に出走。5頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったケンシレインボーを3/4馬身捉え切れず2着となった。

4月30日、中6週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳オープンの東京プリンセス賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、勝ったベルグラシアスに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

6月18日、中6週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳Jpn2の関東オークス（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

10月2日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、牝馬限定3歳Jpn3のマリーンカップ（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

11月19日、中6週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンのロジータ記念（川崎ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。