ビービーマイセン（2009年生、母スイートミトゥーナ）

ビービーマイセン（2009年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ドイツのマイセン地方で作られている磁器の呼称」。毛色は青鹿毛。種牡馬のリンカーン（当時9歳）と交配したスイートミトゥーナが23歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は坂東牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害6戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

松山康久厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2012年）

4月7日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

4月28日、中2週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝2400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

6月17日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は一杯になって12着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

4歳（2013年）

3月2日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた7戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

4月27日、中2週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は山本康志騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。3着に入った。

5月25日、中3週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のランブリングローズに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月22日、中3週で迎えた10戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（3戦1勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた11戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。14着に終わった。