イースターリリー（1991年生、母フアイアフラワー）

Easter Lily

1991.05.01

イースターリリー（1991年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時6歳）と交配したフアイアフラワーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

安田伊佐夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1993年）

9月12日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は400kg。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた2戦目は、安田康彦騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（阪神芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（1994年）

8月20日、約10か月半の休養明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた4戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた5戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

10月1日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は安田康彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月15日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るメトロビジンを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

10月29日、中1週で迎えた9戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下の相馬特別（福島芝1800m 雨/良）に出走。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。