キタサンロッキー(1989年生、母ナイスシヤトー)
Kitasan Rocky
1989.04.11
キタサンロッキー(1989年4月11日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のミルフオード(当時13歳)と交配したナイスシヤトーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は奥山 博。戦績は、中央平地14戦1勝、地方17戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。
経歴
デビュー前
鹿戸幸治厩舎(栗東)へ入厩。
2歳(1991年)
11月23日、デビュー戦は北沢伸也騎手を鞍上に据えて、3歳新馬(中京芝1800m 晴/良)に52kgの軽斤量で出走。馬体重は452kg。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。
3歳(1992年)
3月1日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(阪神ダート1400m 曇/良)に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。
3月15日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利(中京ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手(1戦0勝)。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。
3月29日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利(中京芝1200m 曇/不良)に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手(2戦0勝)。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。
5月10日、中5週で迎えた5戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(新潟芝1400m 外回り 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のニシノマシーンをハナ差振り切って初勝利を挙げた。
5月23日、中1週で迎えた6戦目は、4歳500万下の露草賞(阪神芝1600m 曇/良)に出走。鞍上は芹沢純一騎手(3戦0勝)。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
6月13日、中2週で迎えた7戦目は、4歳500万下のあじさい賞(阪神芝1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手(4戦0勝)。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。
6月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳500万下のぶっぽうそう特別(中京芝2000m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で芹沢純一騎手(5戦0勝)。18頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。
7月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳500万下(中京芝1800m 晴/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で芹沢純一騎手(6戦0勝)。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。
4歳(1993年)
3月13日、約8か月の休養明けで迎えた10戦目は、5歳以上500万下(小倉芝1200m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で芹沢純一騎手(7戦0勝)。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。
3月21日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上500万下の巌流島特別(小倉芝1800m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で芹沢純一騎手(8戦0勝)。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。
5月2日、中5週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下の長岡特別(新潟芝1200m 外回り 雨/稍重)に出走。鞍上は鹿戸雄一騎手(1戦1勝)。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月8日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上500万下(新潟芝1400m 外回り 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手(2戦1勝)。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。
5月30日、中2週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下(阪神芝1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は芹沢純一騎手(9戦0勝)。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず15着に終わった。
8月2日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた15戦目は、宮本一美騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-5(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月17日、中1週で迎えた16戦目は、吉井敏雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3(金沢ダート1400m 雨/不良)に出走。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
8月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-3(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は宮本一美騎手(1戦0勝)。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
9月14日、中1週で迎えた18戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3(金沢ダート1400m 雨/不良)に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモウィナーに1馬身半の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。
9月26日、中1週で迎えた19戦目は、シリウス特別(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手(1戦1勝)。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月12日、中1週で迎えた20戦目は、プロキオン特別(金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は宮本一美騎手(2戦0勝)。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。
10月25日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-5(金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で宮本一美騎手(3戦0勝)。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーカチドキから3/4馬身差の2着となった。
11月8日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1-5(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で宮本一美騎手(4戦0勝)。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1-4(金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は4戦連続で宮本一美騎手(5戦0勝)。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のプラスターエースをクビ差制して勝利を手に入れた。
12月5日、中1週で迎えた24戦目は、シリウス特別(金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は5戦連続で宮本一美騎手(6戦1勝)。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた25戦目は、シリウス特別(金沢ダート1500m 晴/不良)に出走。鞍上は6戦連続で宮本一美騎手(7戦1勝)。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
5歳(1994年)
4月10日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、一般B3-3(金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で宮本一美騎手(8戦1勝)。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
4月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3-4(金沢ダート1500m 晴/重)に出走。鞍上は8戦連続で宮本一美騎手(9戦1勝)。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般B3-4(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は9戦連続で宮本一美騎手(10戦1勝)。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月22日、中1週で迎えた29戦目は、一般B3-4(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は山下誠騎手(2戦1勝)。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月5日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3-4(金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手(3戦1勝)。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月19日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3-4(金沢ダート1500m 雨/不良)に出走。鞍上は宮本一美騎手(11戦1勝)。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。