フロムスクラッチ（2005年生、母Snow Dance）

経歴

デビュー前

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

10月8日、デビュー戦は佐藤哲三騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。馬体重は496kg。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したソウルスクリームを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3歳（2008年）

4月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では出色の末脚を披露したが、3着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

8月23日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のテイエムセレスに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて、最後は2着のミステリアスバイオを3/4馬身振り切って2勝目を奪取した。

12月27日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳以上1000万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（5戦2勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

4歳（2009年）

1月17日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月21日、約5か月の休み明けで迎えた9戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（6戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（7戦2勝）。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚を見せたが、マイティーストームにクビ差交わされて2着となった。

8月1日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（8戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、ライコウテンユウにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月29日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた12戦目は、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（9戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、5着に終わった。

12月26日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、3歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（10戦2勝）。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓の敢闘精神で渋太く持ち堪えて、最後は2着のマヤフィオーレをクビ差振り切って3勝目をマークした。

5歳（2010年）

1月9日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（11戦3勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい15着に敗れた。

2月14日、中4週で迎えた15戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。