エイシングリスン（1987年生、母Flying Current）

Eishin Gristen

1987.05.28

エイシングリスン（1987年5月28日）は、カナダで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のVice Regent（当時20歳）と交配したFlying Currentが5歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

湯浅三郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

12月2日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

3歳（1990年）

6月23日、約7か月の休み明けで迎えた2戦目は、東田幸男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では上々の伸びを見せたが、クリスホマレにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月8日、中1週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカナディアンエースに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。