ヤマイチジャパン（2007年生、母メイケイビビッド）

ヤマイチジャパン（2007年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋日本」。毛色は鹿毛。種牡馬のマンハッタンカフェ（当時9歳）と交配したメイケイビビッドが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）猪野毛牧場。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方9戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小島貞博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

12月27日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

3歳（2010年）

1月11日、中1週で迎えた2戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

2月6日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 小雪/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田嶋翔騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦し、5着を確保した。

3月7日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で田嶋翔騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、アイノグローに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田嶋翔騎手（3戦0勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のユジェニックブルーをクビ差振り切って初白星を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で田嶋翔騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田嶋翔騎手（5戦1勝）。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、非常に遅いペースでレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

7月8日、約2か月半の間隔を開けて迎えた8戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、湘南ひらつか七夕賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5歳（2012年）

9月23日、約27か月の休み明けで迎えた9戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、りんどう特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた10戦目は、馬産地協賛コスモス特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた11戦目は、さざんか特別（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では決め手が足りず4着に終わった。

11月18日、中3週で迎えた12戦目は、ローズ特別（佐賀ダート1750m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた13戦目は、水仙特別（佐賀ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小松丈二騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

12月31日、中2週で迎えた14戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、ノースポール特別（佐賀ダート1800m 曇/不良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

6歳（2013年）

1月13日、中1週で迎えた15戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、サイネリア特別（佐賀ダート1750m 雨/良）に出走。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい6着に終わった。

2月2日、中2週で迎えた16戦目は、梅花特別（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。