パヴェリング（2022年生、母キャヴァルドレ）

Pave Ring

2022.01.30

パヴェリング（2022年1月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「小さなダイヤモンドを敷き詰めた指輪。父名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時9歳）と交配したキャヴァルドレが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。

経歴

デビュー前

蛯名正義厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

12月8日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3歳（2025年）

3月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で16番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グッドレッスンにクビ差交わされて2着となった。

5月11日、中9週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったテンミラクルスターにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

6月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（1戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

8月3日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続でC.ルメール騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

11月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、萩露賞（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では凄まじい末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のレイクリエイターに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。