フッフール（2015年生、母ベイビーローズ）

フッフール（2015年2月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「小説に登場する竜の名。父名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のスマートファルコン（当時10歳）と交配したベイビーローズが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は木村秀則。戦績は、中央平地1戦0勝、地方3戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2018年の一般C8。

経歴

デビュー前

広尾サラブレッド倶楽部にてで一口馬主が募集された。

小崎憲厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

9月29日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい7着に終わった。

11月28日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、一般C20（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のユキノジョーに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月6日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた3戦目は、宇連川特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、アンジェロッティに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

12月21日、中1週で迎えた4戦目は、一般C8（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のミストラルに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2019年）

3月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた5戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。16頭立ての15番人気で10番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

5月5日、中4週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って11着に終わった。