ケイアイドンウルフ（1994年生、母カネアオイ）

Keiai Don Wolf

1994.04.08

ケイアイドンウルフ（1994年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のセクレト（当時13歳）と交配したカネアオイが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は寺越 政幸。戦績は、中央平地9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の都井岬特別(500万下)。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1996年）

12月8日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のルミエールダムールに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1997年）

1月11日、中3週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下の若菜賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

5月18日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、4歳500万下のなでしこ賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は四位洋文騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では印象的な伸び脚で急追したが、抜け出したタガノインバレルにハナ差届かず2着となった。

5月31日、中1週で迎えた5戦目は、4歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮したが、4着に終わった。

6月29日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下のマロニエ賞（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の筑紫特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（2戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で武豊騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のガルウイングを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

8月16日、連闘で迎えた9戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下のTVQ杯（小倉芝1800m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。