メガモンスター（2010年生、母アドマイヤビアン）

メガモンスター（2010年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「巨大な＋怪物」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時7歳）と交配したアドマイヤビアンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）辻牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の長清水レース(一般C1五)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、辻牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、永井啓弍によって1,575万円で落札された。

橋田満厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

12月16日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は416kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

3歳（2013年）

1月19日、中4週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

5月11日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、3着に入った。

5月25日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

7月6日、中5週で迎えた5戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく13着に敗れた。

8月10日、中4週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

9月28日、中6週で迎えた7戦目は、斎藤雄一騎手を鞍上に迎えて、やわらか二戸の短角牛レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、モンハピネスにクビ差交わされて2着に甘んじた。

10月14日、中1週で迎えた8戦目は、楽天競馬賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤雄一騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、伸びてきたマイネリッカ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

10月27日、中1週で迎えた9戦目は、一般C1九（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で斎藤雄一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のフラワータッチをクビ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月11日、中1週で迎えた10戦目は、映画の街もりおかレース（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で斎藤雄一騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、長清水レース（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で斎藤雄一騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして、最後は2着のゲンパチオブラヴに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。

12月23日、中3週で迎えた12戦目は、オパールレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で斎藤雄一騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。

4歳（2014年）

1月13日、中2週で迎えた13戦目は、サイトギレース（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で斎藤雄一騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。