モミジブラボー（1992年生、母ミスブラヴオー）

モミジブラボー（1992年4月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミュゲロワイヤル（当時7歳）と交配したミスブラヴオーが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（株）前田ファーム。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回、地方8戦2勝。主な勝ち鞍は1995年の富良野特別(500万下)。

経歴

デビュー前

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1994年）

5月17日、デビュー戦は川島洋人騎手を鞍上に据えて、3歳（岩見沢ダート900m 晴/重）に出走。馬体重は452kg。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデチヨノオーに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月25日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた2戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（2戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（3戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（札幌(地)ダート1100m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に入った。

11月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（帯広ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（6戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月22日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、2歳戦の樹林特別（帯広ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で川島洋人騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のヘイセイハツユキをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

3歳（1995年）

1月8日、中6週で迎えた9戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた10戦目は、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた11戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず最後はドリブルラッシュと並んで6着同着となった。

3月5日、中2週で迎えた12戦目は、4歳500万下（中山芝1800m 晴/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は安田富男騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた14戦目は、根本康広騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月8日、連闘で迎えた15戦目は、4歳500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で根本康広騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた16戦目は、4歳500万下の新緑賞（東京芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って6着に終わった。

5月7日、中1週で迎えた17戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（東京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

6月11日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

6月25日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

7月1日、連闘で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で追い上げたが、勝ったチアズスペシャルに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

7月16日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の知床特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田富男騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。

7月29日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下の富良野特別（札幌芝2600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田富男騎手（9戦0勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のチアズスペシャルをクビ差振り切って3勝目を手中に収めた。