クインハーバー（1985年生、母カブリオマミー）

クインハーバー（1985年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のヒノデライデン（当時9歳）と交配したカブリオマミーが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は冨岡博一。戦績は、地方22戦12勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の名古屋タイムズ杯。

経歴

デビュー前

井手春義厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（1987年）

7月23日、デビュー戦は井手上慎一騎手を鞍上に据えて、馬体重は440kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマザクラに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月28日、中4週で迎えた2戦目は、2歳戦の若駒特別（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井手上慎一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマザクラに2馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

9月25日、中3週で迎えた3戦目は、鞍上は3戦連続で井手上慎一騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタマカブトに1馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

10月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳戦の中京アラブ三才特別（中京(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井手上慎一騎手（3戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタマカブトをクビ差制して負け知らずの4連勝を決めた。

11月6日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の名古屋タイムズ杯（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で井手上慎一騎手（4戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のミスタマカブトに3/4馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

12月8日、中4週で迎えた6戦目は、C1イ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で井手上慎一騎手（5戦5勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンダービーに2馬身半の差をつけて無傷の6連勝を決めた。

3歳（1988年）

1月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のスーパーライト記念（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井手上慎一騎手（6戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のオグリオー記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井手上慎一騎手（7戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月2日、中4週で迎えた9戦目は、C（名古屋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で井手上慎一騎手（8戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、C1ロ（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のジーベンターボに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月22日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のアラブ王冠（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた12戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のホクトリボーに1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

8月1日、中3週で迎えた13戦目は、B2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は内沢信昭騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のジーベンターボに3/4馬身の差をつけて9勝目をゲットした。

8月23日、中2週で迎えた14戦目は、ダリア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内沢信昭騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンビクトリーから半馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中3週で迎えた15戦目は、下窪道盛騎手を鞍上に迎えて、A2 B1（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月29日、中9週で迎えた16戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のアメリカントウザイをアタマ差制して10勝目を達成した。

4歳（1989年）

9月6日、約9か月半の休養明けで迎えた17戦目は、B2ロ（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は下窪道盛騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B2ハ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下窪道盛騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤヒメカツプに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月9日、中2週で迎えた19戦目は、太田幸太郎騎手を鞍上に迎えて、サフラン特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のヤナイジョージに3馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

10月17日、連闘で迎えた20戦目は、尾花特別（中京(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で太田幸太郎騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月3日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた21戦目は、畜産特別（名古屋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で太田幸太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた22戦目は、A2 B1（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で太田幸太郎騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。