ジョークレシェンド（1987年生、母ジョープライデール）

ジョークレシェンド（1987年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時7歳）と交配したジョープライデールが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は橋爪松夫。戦績は、中央平地14戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

田所秀雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1989年）

11月4日、デビュー戦は栩原一男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は468kg。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。0着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた2戦目は、山田和広騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

12月9日、中2週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

3歳（1990年）

5月26日、約5か月半の休養明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、伸びてきたミラクルパワー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

11月24日、約6か月の休養明けで迎えた5戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

4歳（1991年）

2月9日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛進したが、ホクセイブレイブに3/4馬身交わされて2着となった。

2月25日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（小倉芝2000m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月28日、中6週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り晴/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で久保田英敬騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のロングアポロンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月8日、中4週で迎えた11戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、リュウシャムソンに半馬身交わされて2着に敗北した。

7月13日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた12戦目は、4歳以上500万下の由布院特別（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は栩原一男騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の牧園特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で栩原一男騎手（2戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は西浦勝一騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に敗れた。