クリノパトリオット（1997年生、母ダイナスキッパー）

経歴

デビュー前

1歳のとき、沢田嘉隆から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって850.5万円で落札された。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月30日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、5着を確保した。

2月19日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を持続できず、5着に終わった。

8月5日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では詰めが甘くなり、6着に終わった。

9月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。18頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた6戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

9月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（5戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

10月29日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は宇田登志夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、スクリプトに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月22日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の雷鳥賞（笠松ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ヤマカツダイセンに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中0週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宇田登志夫騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。