テイクマイハート（1998年生、母ビューチフルロマン）

テイクマイハート（1998年5月13日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のラムタラ（当時6歳）と交配したビューチフルロマンが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、地方1戦1勝。主な勝ち鞍は2001年のセプテンバーシリーズ第6戦。

経歴

デビュー前

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

9月10日、デビュー戦は横山義行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は414kg。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

9月30日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山義行騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

10月22日、中2週で迎えた3戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2001年）

7月1日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後は脚色が衰えて16着に敗れた。

7月21日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって16着に終わった。

8月26日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。17頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、6着に入り込んだ。

9月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で後藤浩輝騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦のセプテンバーシリーズ第6戦（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で後藤浩輝騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスバトラーをハナ差制して待望の初勝利を挙げた。

4歳（2002年）

4月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は横山義行騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（東京芝2000m 曇/重）に出走。18頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り18着に終わった。