ザイーテン（1990年生、母Blue Note）

Zieten

1990.03.23

ザイーテン（1990年3月23日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のDanzig（当時13歳）と交配したBlue Noteが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、海外13戦6勝。1992年のミドルパークステークス(英・G1)に勝利した他、1993年のジュライカップステークス(英・G1)で3着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞4勝を挙げた。

経歴

2歳（1992年）

5月25日、T.ジャルネ騎手を鞍上に据えて、3頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のSuper Actorに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月13日、S.コーセン騎手を鞍上に迎えて、5頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のCreaking Boardに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

9月6日、重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でS.コーセン騎手（1戦1勝）。5頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のWixonに3/4馬身の差をつけて重賞初挑戦初制覇を果たした。

10月1日、2歳G1のミドルパークステークス（イギリス・ニューマーケット芝1207m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でS.コーセン騎手（2戦2勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のPips Prideに1馬身の差をつけてG1初挑戦初制覇を達成した。

3歳（1993年）

4月19日、3歳G3のフォンテーヌブロー賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上はT.ジャルネ騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のSemillonに1馬身半の差をつけて無傷の5連勝で3つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

5月9日、3歳G1のプール・デッセ・デ・プーラン（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でT.ジャルネ騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月8日、G1のジュライカップステークス（イギリス・ニューマケット (ジュライコース)芝1207m）に出走。鞍上は3戦連続でT.ジャルネ騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月1日、G2のモーリス・ド・ゲスト賞（フランス・ドーヴィル芝1300m）に出走。鞍上は4戦連続でT.ジャルネ騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月18日、G2のモートリー賞（フランス・ドーヴィル芝1200m）に出走。鞍上は5戦連続でT.ジャルネ騎手（5戦2勝）。6頭立てのレースに臨んだ。4着に敗れた。

10月3日、G1のアベイ・ド・ロンシャン賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。鞍上は6戦連続でT.ジャルネ騎手（6戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月24日、G3のプティクヴェール賞（フランス・ロンシャン芝1000m）に出走。鞍上は7戦連続でT.ジャルネ騎手（7戦2勝）。8頭立てのレースに臨んだ。3着に終わった。

4歳（1994年）

4月23日、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスキーパラダイスにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

5月15日、G1の安田記念（東京芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

9月3日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリントカップ（イギリス・ヘイドック芝1207m）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月13日、鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のSoviet Lineに1馬身1/4の差をつけて同レース4勝目を挙げた。

12月18日、武豊騎手を鞍上に迎えて、G1のスプリンターズステークス（中山芝1200m 外回り 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。