アイノジョリエ（2002年生、母メイクアスメリー）

アイノジョリエ（2002年3月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋母母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時12歳）と交配したメイクアスメリーが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）大柳ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方13戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、大柳ファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって483万円で落札された。

南井克巳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

6月19日、デビュー戦は小原義之騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 雨/良）に出走。馬体重は396kg。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館ダート1000m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

10月24日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた4戦目は、佐久間寛志騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3歳（2005年）

5月28日、約6か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では末脚が振るわず18着に終わった。

7月10日、中5週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた7戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた8戦目は、大塚研司騎手を鞍上に迎えて、JA岐阜南杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた9戦目は、山田順一騎手を鞍上に迎えて、競馬東海杯YJ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた10戦目は、祝3年3組還暦旅行記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったハイベストダブリンにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月9日、中2週で迎えた11戦目は、麻紗子誕生日記念（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず8着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた12戦目は、親方ディーンの写真館4周年（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた13戦目は、頑張る笠松競馬を応援する賞（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は大塚研司騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

12月12日、中2週で迎えた15戦目は、マリオン笠松店大海遊祭記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

4歳（2006年）

1月9日、中1週で迎えた17戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は大塚研司騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に終わった。

1月15日、連闘で迎えた18戦目は、牝馬限定戦の行則・喜寿祝い賞（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に終わった。