トウヨウラケット（2003年生、母トウヨウレディー）

トウヨウラケット（2003年4月25日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋ラケット」。毛色は鹿毛。種牡馬のゼネラリスト（当時10歳）と交配したトウヨウレディーが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は藤本直弘。戦績は、地方9戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C2 15。

経歴

デビュー前

土井道隆厩舎（佐賀）へ入厩。

4歳（2007年）

3月10日、デビュー戦は吉田順治騎手を鞍上に据えて、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

3月17日、連闘で迎えた2戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月14日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた3戦目は、4歳以上C2 15（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉田順治騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のラブリーラブに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月30日、中1週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた4戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田順治騎手（3戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

5月5日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上C2 19（佐賀ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田順治騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ユートエトワールに半馬身交わされて2着となった。

5月20日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田順治騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒカリノメガミにアタマ差交わされて2着となった。

6月3日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C2-10（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田順治騎手（6戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた8戦目は、南谷圭哉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で南谷圭哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。