ハタノタイコー（1984年生、母マニツクスジヨウ）

Hatano Taiko

1984.05.08

ハタノタイコー（1984年5月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のリキタイコー（当時10歳）と交配したマニツクスジヨウが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は織田 正敏。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

佐々木猛厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

1月31日、デビュー戦は田村正光騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。15頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

2月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のウメノレイホーを半馬身振り切って初白星を挙げた。

4歳（1988年）

1月24日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、5歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦1勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた4戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦1勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

2月21日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた6戦目は、柴崎勇騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/不良）に出走。14頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴崎勇騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

4月2日、連闘で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴崎勇騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴崎勇騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。