ハヤブサミカリン（2013年生、母リードザウェイ）

ハヤブサミカリン（2013年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名愛称」。毛色は芦毛。種牡馬のクロフネ（当時15歳）と交配したリードザウェイが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地12戦0勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2016年のジョイホース横浜賞(一般C2二)。

経歴

デビュー前

高柳瑞樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

9月20日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

10月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて9着に敗れた。

11月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉田隼人騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

12月27日、中7週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隼人騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

3歳（2016年）

1月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦のガーネットフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隼人騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

3月21日、中7週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で吉田隼人騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。端に立つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生来の闘争本能でどうにかこうにかゴールまで走り切り、4着に入った。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

5月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で伴啓太騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた10戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

6月26日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（函館芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく13着に終わった。

7月30日、中4週で迎えた12戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

8月13日、中1週で迎えた13戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

12月13日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた14戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、ジョイホース横浜賞（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグローリアスロウラに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2017年）

1月1日、中2週で迎えた15戦目は、初日の出特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ピットブルに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

2月1日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦の姫椿賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

4月5日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のスイートピー賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。