ガラントブラウン（2002年生、母Shave）

Gallant Brown

2002.04.26

ガラントブラウン（2002年4月26日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「勇敢な栗毛の馬」。毛色は栗毛。種牡馬のDistorted Humor（当時9歳）と交配したShaveが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

松元茂樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

4月23日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた2戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。

7月17日、中9週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のセルリアンタオに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。