ミヨシタイクーン（1995年生、母ウエルアヘッド）

ミヨシタイクーン（1995年3月31日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のドウカンテスコ（当時13歳）と交配したウエルアヘッドが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）地興牧場。戦績は、中央平地15戦1勝2着2回、中央障害1戦0勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

成宮明光厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

11月1日、デビュー戦は蛯沢誠治騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で追い上げたが、抜け出したモリトレンゲに3/4馬身届かず2着となった。

11月23日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

3歳（1998年）

1月31日、中9週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったシンボリムジックにねじ伏せられて3馬身半差の2着となった。

2月22日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

5月31日、約3か月半の休み明けで迎えた5戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露したが、5着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は蛯沢誠治騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

8月9日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で蛯沢誠治騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

8月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で蛯沢誠治騎手（8戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のドリームクレストを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

9月20日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蛯沢誠治騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

10月31日、中5週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蛯沢誠治騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で蛯沢誠治騎手（11戦1勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

12月6日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で蛯沢誠治騎手（12戦1勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で蛯沢誠治騎手（13戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

4歳（1999年）

5月23日、約5か月の休養明けで迎えた16戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート2780m 晴）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。14着に終わった。