エンペラージョーンズ（1990年生、母Qui Royalty）

エンペラージョーンズ（1990年3月25日）は、アメリカ合衆国で生まれた競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のDanzig（当時13歳）と交配したQui Royaltyが14歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、海外22戦5勝。1994年のロッキンジステークス(英・G2)に勝利した他、1994年のセレブレーションマイル(英・G2)で2着に入るなど、重賞2勝を挙げた。

経歴

2歳（1992年）

8月28日、R.コクレーン騎手を鞍上に据えて、16頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のDixieland Melody Iに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月25日、S.コーセン騎手を鞍上に迎えて、6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月10日、鞍上はR.コクレーン騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のTaahhubに3馬身半の差をつけて断然の支持に応えた。

3歳（1993年）

4月15日、3歳G3のクレイヴンステークス（イギリス・ニューマーケット芝1609m）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でR.コクレーン騎手（2戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のWharfを短アタマ差制して重賞初挑戦初制覇を成し遂げた。

5月1日、3歳G1の2000ギニーステークス（イギリス・ニューマーケット芝1609m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続でR.コクレーン騎手（3戦3勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月15日、G2のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上は4戦連続でR.コクレーン騎手（4戦3勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月27日、3歳G1のパリ大賞（フランス・ロンシャン芝2000m）に出走。鞍上は5戦連続でR.コクレーン騎手（5戦3勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月24日、3歳G3のダフニス賞（フランス・エヴリー芝1800m）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったAstairから3/4馬身差の2着となった。

8月28日、P.エデリー騎手を鞍上に迎えて、G2のセレブレーションマイル（イギリス・グッドウッド芝1609m）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月9日、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、G3のキヴトンパークステークス（イギリス・ドンカスター芝1603m）に出走。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったSwing Lowから短アタマ差の2着に甘んじた。

10月3日、G2のロンポワン賞（フランス・ロンシャン芝1600m）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1994年）

4月22日、L.デットーリ騎手を鞍上に迎えて、8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月13日、G2のロッキンジステークス（イギリス・ニューベリー芝1609m）に出走。鞍上は2戦連続でL.デットーリ騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のAlfloraに3馬身半の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手中に収めた。

6月14日、G2のクイーンアンステークス（イギリス・アスコット芝1609m）に出走。鞍上は3戦連続でL.デットーリ騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったBaratheaからクビ差の2着に甘んじた。

6月26日、G2のシーワールド国際ステークス（アイルランド・カラ芝1609m）に出走。鞍上は4戦連続でL.デットーリ騎手（3戦1勝）。4頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月14日、G1のジャック・ル・マロワ賞（フランス・ドーヴィル芝1600m）に出走。鞍上は5戦連続でL.デットーリ騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されてレースに臨んだ。7着に敗れた。

8月27日、G2のセレブレーションマイル（イギリス・グッドウッド芝1609m）に出走。鞍上は6戦連続でL.デットーリ騎手（5戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったMehthaafから2馬身半差の2着となった。

9月8日、G3のキヴトンパークステークス（イギリス・ドンカスター芝1603m）に出走。鞍上は7戦連続でL.デットーリ騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月11日、G2の香港国際カップ（香港・シャティン芝1800m）に出走。鞍上は8戦連続でL.デットーリ騎手（7戦1勝）。14頭立ての9番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1995年）

2月26日、5頭立ての6番ゲートからスタート。最後は、2着のUltimo Imperatoreに約12馬身3/4の大差をつけて5勝目を掴み取った。

4月22日、G2の京王杯スプリングカップ（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上はM.ロバーツ騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走し、4着に入った。

5月14日、G1の安田記念（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で大外18番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

8月26日、G2のセレブレーションマイル（イギリス・グッドウッド芝1609m）に出走。鞍上はL.デットーリ騎手（8戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月12日、鞍上はP.エデリー騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。