オーケースマイル（2022年生、母レディオブヴェニス）

オーケースマイル（2022年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名(馬主イニシャル)+笑顔」。毛色は栗毛。種牡馬のスワーヴリチャード（当時8歳）と交配したレディオブヴェニスが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はスマイルファーム。主な勝ち鞍は2024年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、スマイルファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、小野建によって3,410万円で落札された。

相沢郁厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

6月15日、デビュー戦は横山琉人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

8月18日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のホウオウライダイに1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月29日、中5週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳1勝クラスのサフラン賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず6着に終わった。

3歳（2025年）

1月18日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスの菜の花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は横山琉人騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後はガス欠状態になり16着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定3歳1勝クラスの春菜賞（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山琉人騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月14日、約7か月半の休養明けで迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山琉人騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。最後は減速してしまい16着に終わった。

10月13日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山琉人騎手（4戦0勝）。18頭立ての17番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立ち、落ち着いたペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて18着に終わった。

2025年10月15日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

11月23日、中5週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた8戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、赤い羽根共同募金地域の幸せ杯（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイアムルンルンに交わされて1馬身1/4差の2着となった。