リープハーバスター（1984年生、母マツフラワー）

リープハーバスター（1984年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイタクチカラ（当時10歳）と交配したマツフラワーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はサンライズステイブル。戦績は、中央平地10戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳400万下。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1986年）

11月8日、デビュー戦は西橋昇騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で西橋昇騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西橋昇騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

3歳（1987年）

1月11日、中4週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西橋昇騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

1月31日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西橋昇騎手（4戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のプレイガイドバードに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

2月14日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下の梅花賞（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西橋昇騎手（5戦1勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

3月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳400万下のヒヤシンス賞（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で西橋昇騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた8戦目は、五十嵐忠男騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（阪神ダート1800m 小雨/不良）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウワゲートに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗れた。

4月4日、中2週で迎えた9戦目は、4歳400万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は西橋昇騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のカツラノトップオーをアタマ差振り切って2勝目を手中に収めた。

4月11日、連闘で迎えた10戦目は、4歳400万下の君子蘭賞（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西橋昇騎手（8戦2勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。