インターリバーサル（1989年生、母アミダス）

経歴

デビュー前

3歳（1992年）

3月8日、デビュー戦は沢昭典騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は454kg。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、3着に入り込んだ。

4月19日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1700m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

6月6日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

6月28日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた6戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず11着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月1日、中2週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、エドノタカに交わされて1馬身差の2着となった。

8月30日、中3週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（4戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出し、3着に入った。

9月19日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のチャーマーを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下の二本松特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（8戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で沢昭典騎手（9戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

11月29日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（東京ダート2100m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で沢昭典騎手（10戦1勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

4歳（1993年）

7月11日、約7か月半の休養明けで迎えた16戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝2000m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったニシノハヤブサを3/4馬身捉え切れず2着となった。

8月1日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下の宗谷特別（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では僅かずつ前との差を詰めて、最後は2着のニシノハヤブサをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

8月15日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の駒ケ岳特別（函館芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉永護騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は勢いを失って5着に終わった。

9月4日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で吉永護騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

9月11日、連闘で迎えた21戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝1800m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、エリモシンフォニーに交わされて3馬身半差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は吉永護騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた23戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1600m 小雨/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のタフさで最後まで奮闘したが、伸びてきたスターパシフィック決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

10月30日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下の精進湖特別（東京芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和宏騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の摺上特別（福島芝1800m 曇/不良）に出走。鞍上は沢昭典騎手（11戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた26戦目は、蓑田早人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下の尾張特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に敗れた。

5歳（1994年）

1月16日、中3週で迎えた28戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は亀山泰延騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったアイネスタッチに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

1月23日、連闘で迎えた29戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、サウスボーイに交わされて7馬身差の2着に敗北した。

2月14日、中2週で迎えた30戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で亀山泰延騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスーパーライセンスを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利をモノにする