エイシンパンドラ（2001年生、母エイシンバーリン）

エイシンパンドラ（2001年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ギリシャ神話に出てくる女性」。毛色は芦毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時16歳）と交配したエイシンバーリンが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は栄進牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の一般D4-5。

経歴

デビュー前

16歳のとき、高村牧場から「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、中本隆志によって75.6万円で落札された。

坂口正則厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

6月6日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 小雨/稍重）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた2戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

9月2日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-5（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のライズサイレントに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D4-4（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったカッサンドーラから1馬身半差の2着に敗北した。