フジノブロッサム（2008年生、母リワードシュヴァン）

フジノブロッサム（2008年3月13日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のジャングルポケット（当時10歳）と交配したリワードシュヴァンが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）越湖牧場。戦績は、地方12戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、越湖牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」と「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。同年、越湖牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、遠藤正子によって210万円で落札された。

米田英世厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2010年）

7月30日、デビュー戦は坂井英光騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月14日、中6週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したサリーレを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月7日、中2週で迎えた3戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったマルヨケーティングに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のナックザファイアをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。

3歳（2011年）

4月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月24日、中4週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

8月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から15kg戻して迎えた7戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に終わった。

10月27日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2七八（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4歳（2012年）

6月7日、約7か月半の休み明けで迎えた10戦目は、田中正一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

6月27日、中2週で迎えた11戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3一二（大井ダート1500m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は田中正一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。