ペプチドビンゴ（2012年生、母ペプチドジャスミン）

ペプチドビンゴ（2012年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤオーラ（当時8歳）と交配したペプチドジャスミンが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファーミングヤナキタ。戦績は、地方23戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の2歳。

経歴

デビュー前

内田勝義厩舎（川崎）へ入厩。

2歳（2014年）

10月17日、デビュー戦は山崎誠士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は504kg。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったビナファミリーに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

11月6日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の秋桜特別（川崎ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月16日、中5週で迎えた3戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、2歳（川崎ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のキョウエイウルフに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2015年）

1月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳戦の門松特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は一杯になって7着に敗れた。

1月29日、中3週で迎えた5戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の雪晴賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオーベルジーヌに4馬身の差をつけて2勝目を手にした。

3月5日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のマーチフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

6月29日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の湘南ひらつか七夕まつり特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月7日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦のすすき特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

10月19日、中5週で迎えた9戦目は、一般C1六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

10月26日、連闘で迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、なでしこ賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヨコシャルマンをハナ差振り切って3勝目をゲットした。

11月20日、中3週で迎えた11戦目は、古代怪獣ゴモラ杯（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は石崎駿騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったデルマチョウスケに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

12月17日、中3週で迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、川崎読売会記念（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4歳（2016年）

1月1日、中1週で迎えた13戦目は、川崎競馬クラフトビール「ロジータ」で乾杯（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、抜け出したマイネルエリジウムを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

2月29日、中7週で迎えた14戦目は、春麗特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず9着に敗れた。

4月1日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、イースター特別（川崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた16戦目は、エフケイバ木更津3周年記念（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた17戦目は、薫風特別（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた18戦目は、平成の大改修・新・小田原城特別（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

6月16日、中2週で迎えた19戦目は、白百合特別（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた20戦目は、彦星特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

10月31日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、午後の紅茶かなふぅ特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、5着に終わった。

12月15日、中5週で迎えた22戦目は、さくまみおって誰やねん記念（川崎ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で真島大輔騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

5歳（2017年）

1月1日、中1週で迎えた23戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、初日の出特別（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、4着に終わった。