ヒルノランカスター（1998年生、母ミセスオカメ）

Hiruno Lancaster

1998.06.05

ヒルノランカスター（1998年6月5日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のヤマニンゼファー（当時10歳）と交配したミセスオカメが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は飯島 功典。戦績は、中央平地7戦1勝、地方14戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

森安弘昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

12月10日、デビュー戦は村田一誠騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。馬体重は470kg。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く4着に敗れた。

3歳（2001年）

2月10日、中7週で迎えた3戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

2月17日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では賦性の敢闘精神でゴールまで頑張り、5着を確保した。

3月8日、中2週で迎えた5戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスプリングフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた6戦目は、柄崎将寿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

4月21日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柄崎将寿騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトーブマイニングを上がり2位の末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

12月16日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で柄崎将寿騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

4歳（2002年）

9月17日、約9か月の休養明けで迎えた9戦目は、小林慎一郎騎手を鞍上に迎えて、新冠川特別（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月11日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、深見明宏騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般B9（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2003年）

1月19日、中3週で迎えた12戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、一般B15（名古屋ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は深見明宏騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で深見明宏騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた15戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般B13（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月15日、中4週で迎えた17戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた18戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月16日、中0週で迎えた20戦目は、一般B14（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた21戦目は、クレマチス特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で大畑雅章騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。9着に敗れた。