ダッチアイリス（2002年生、母ブラックシャワー）

ダッチアイリス（2002年4月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「花の名前」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時6歳）と交配したブラックシャワーが6歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（株）チャンピオンズファーム。戦績は、中央平地3戦0勝、地方5戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の3歳T2。

経歴

デビュー前

佐藤全弘厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2004年）

12月18日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

3歳（2005年）

1月15日、中3週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

3月30日、中6週で迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳T2（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコルレオーネに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月5日、中4週で迎えた5戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた6戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳T1（園田ダート1700m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキクノハヤテを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

6月16日、中3週で迎えた7戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアイファーユウホウをアタマ差振り切って優勝

7月5日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、京都畜産特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。