サンキョウモガミ（1999年生、母ノアバロネッサ）

Sankyo Mogami

1999.02.22

サンキョウモガミ（1999年2月22日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時23歳）と交配したノアバロネッサが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者はエスティウィンファーム。戦績は、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の芙蓉特別。

経歴

デビュー前

1歳のとき、第一ノアファームから「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木冨士雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

8月10日、デビュー戦は藪井武志騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は463kg。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったネオオイスターに詰め切れず、約14馬身差の2着となった。

9月11日、中4週で迎えた2戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月7日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦の芙蓉特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藪井武志騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のノーザンヒカリをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月1日、中3週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のハイセイコー記念（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藪井武志騎手（2戦1勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた5戦目は、2歳戦の葉牡丹特別（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藪井武志騎手（3戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた6戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のシクラメン特別（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2002年）

1月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では目立つような脚を使えず14着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の若獅子特別（大井ダート1690m 雨/不良）に出走。鞍上は藪井武志騎手（4戦1勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

2月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藪井武志騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く12着に終わった。