レッドシュテルン（2022年生、母Elysea's World）

Red Stern

2022.02.15

レッドシュテルン（2022年2月15日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+星(独)。ひときわ明るく輝く星のような存在となるよう」。毛色は鹿毛。種牡馬のSaxon Warrior（当時7歳）と交配したElysea's Worldが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2025年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、東京サラブレッドクラブによって7,480万円で落札された。

中内田充正厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2024年）

8月25日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ミッキーマドンナにアタマ差交わされて2着に惜敗した。

11月3日、中9週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい5着に敗れた。

3歳（2025年）

1月12日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、A.A.ルメートル騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

4月19日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のウインベラーノをハナ差振り切って未勝利勝ちを決めた。

6月22日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

8月31日、中9週で迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は中井裕二騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず13着に敗れた。