エイティカリズマ（2004年生、母オラクルライト）

エイティカリズマ（2004年5月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「馬主のイニシャル＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のカリズマティック（当時8歳）と交配したオラクルライトが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高橋牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方8戦1勝2着1回。2006年のアグネスデジタル賞で2着に入った他、2006年のマンハッタンカフェ賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、高橋牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

角川秀樹厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2006年）

5月18日、デビュー戦は山口竜一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るヴィヴァチッシモを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

6月21日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのアグネスフライト賞（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた3戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた4戦目は、2歳オープンのマンハッタンカフェ賞（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。3着に入った。

8月19日、中3週で迎えた5戦目は、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9月13日、中3週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳地方重賞のフローラルカップ（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた7戦目は、2歳オープンのアグネスデジタル賞（旭川ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（4戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファッションモデルから2馬身差の2着に敗北した。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳G3のエーデルワイス賞（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は宮崎光行騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、2歳オープンのマヤノトップガン賞（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は山口竜一騎手（5戦1勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。