ワガママボディ（2016年生、母ラッシュウインド）

ワガママボディ（2016年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサウスヴィグラス（当時20歳）と交配したラッシュウインドが9歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は槙本牧場。主な勝ち鞍は2020年のモリモリポイント貯まる楽天競馬賞(一般C1 C2 牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、槇本牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

宗形竹見厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2018年）

12月25日、デビュー戦は真島大輔騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は456kg。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に敗れた。

3歳（2019年）

2月4日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリュデスドゥモンドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月7日、中3週で迎えた3戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では逸出した伸びを見せたが、伸びてきたダイリュウクイーン決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた4戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた6戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は真島大輔騎手（3戦1勝）。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

6月28日、中2週で迎えた9戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、ハッピーアローにハナ差交わされて2着に甘んじた。

7月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のフォーチュネイトひまわり特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた12戦目は、明日はファンタスティックリレー賞（大井ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、些か速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた13戦目は、デネブ賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。15頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り13着に敗れた。

9月19日、中2週で迎えた14戦目は、一般C1四五六（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4歳（2020年）

6月24日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力でバテることなく粘り続けて、最後は2着のネオエレキングに1馬身3/4の差をつけて休み明け初戦をモノにした。

7月6日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦のこと座特別（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西啓太騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月1日、中3週で迎えた17戦目は、スターマイン賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は安藤洋一騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は力尽きて12着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた18戦目は、楽天競馬でポイントゲット賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で安藤洋一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のこうま座特別（大井ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は西啓太騎手（2戦1勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた21戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、中野大好きナカノさん賞（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月6日、中3週で迎えた22戦目は、一般C1一二三（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定戦のモリモリポイント貯まる楽天競馬賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では不屈の気力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のアンジュジュバーンをクビ差振り切って優勝

12月8日、中2週で迎えた24戦目は、九段坂賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は笹川翼騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

6歳（2022年）

12月17日、約24か月半の休み明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた25戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい11着に敗れた。

7歳（2023年）

1月6日、中2週で迎えた26戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は沢田龍哉騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、マーシグッドラックに3/4馬身交わされて2着となった。

8歳（2024年）

2月22日、約13か月半の休養明けで迎えた28戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

3月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（6戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

3月27日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた30戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

4月12日、中1週で迎えた31戦目は、笠野雄大騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三イ（船橋ダート1200m 雨/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性のガッツでゴールまで頑張り、3着を確保した。

4月29日、中1週で迎えた32戦目は、一般C3（船橋ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で笠野雄大騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。端を奪う形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で持ち堪えて、最後は2着のリチェルカータに3馬身の差をつけて久方ぶりに白星を挙げた。