ドリアン（2003年生、母アムワジ）

ドリアン（2003年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「果物の名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時18歳）と交配したアムワジが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）飛野牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方4戦1勝。主な勝ち鞍は2006年の3歳以上D7一。

経歴

デビュー前

当歳のとき、飛野牧場から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、齊藤四方司によって3,150万円で落札された。

角居勝彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

7月29日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に敗れた。

10月18日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた3戦目は、小谷周平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のマサタカファイターに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳以上D5一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷周平騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

4歳（2007年）

10月17日、約11か月の休養明けで迎えた5戦目は、寺地誠一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D6四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。