グランドハーバー（2021年生、母ヴァレッタ）

グランドハーバー（2021年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「マルタに存在する湾名。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のダノンシャンティ（当時14歳）と交配したヴァレッタが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

11月5日、デビュー戦は菅原明良騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は506kg。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のインマイポケットをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

11月26日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳1勝クラスの白菊賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

3歳（2024年）

3月24日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、石川裕紀人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳1勝クラスのミモザ賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて6着に終わった。

8月10日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

10月20日、中9週で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの十日町特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。