トウカイストロング（1987年生、母トウカイスコール）

トウカイストロング（1987年4月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のラシアンルーブル（当時7歳）と交配したトウカイスコールが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）松栄牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は1991年の一般C6イ。

経歴

デビュー前

田所秀雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

4月22日、デビュー戦は田所秀孝騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は460kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

6月17日、中7週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4歳（1991年）

1月26日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では速い脚を使えず14着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた4戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

4月13日、中8週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C6ハ（三条ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C6（三条ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた7戦目は、一般C6イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のネプチューンウエイに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月25日、中2週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた8戦目は、五十嵐剛紹騎手を鞍上に迎えて、一般C5（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1992年）

4月8日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg絞って迎えた9戦目は、根岸良昌騎手を鞍上に迎えて、一般C5イ（三条ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。