プラセールティアラ（2004年生、母アネーロ）

Placer Tiara

2004.03.03

プラセールティアラ（2004年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスタキオン（当時6歳）と交配したアネーロが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）カタオカステーブル。戦績は、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳F6二。

経歴

デビュー前

当歳のとき、カタオカステーブルから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2006年）

11月15日、デビュー戦は松平幸秀騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3歳（2007年）

3月20日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松平幸秀騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のテンリポルテに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳F5一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松平幸秀騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた4戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、抜け出したケイコバラカを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

5月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るメモリアルステージを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

6月6日、中1週で迎えた6戦目は、宇都英樹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップ キウイ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

6月19日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は吉田稔騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアサケクイーンにアタマ差届かず2着に甘んじた。