ギフトフォーユー（2021年生、母プレミアムギフト）

ギフトフォーユー（2021年3月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「あなたへの贈り物」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードカナロア（当時13歳）と交配したプレミアムギフトが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者はケイアイファーム。主な勝ち鞍は2024年の一般C32。

経歴

デビュー前

安田翔伍厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

9月10日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のメイクデビュー阪神（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

3歳（2024年）

2月25日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に敗れた。

6月30日、約4か月の休養明けで迎えた4戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず14着に終わった。

11月20日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から32kg増やして迎えた5戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C27（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた6戦目は、阪野学騎手を鞍上に迎えて、一般C32（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のレオハートビートに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4歳（2025年）

1月2日、中1週で迎えた7戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

1月15日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で阪野学騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

1月28日、中1週で迎えた9戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阪野学騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C22（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のヴェヌーセに1馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

2月28日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は阪野学騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた12戦目は、善太川特別（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で阪野学騎手（5戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた13戦目は、丹羽克輝騎手を鞍上に迎えて、一般C13（名古屋ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では速い脚を持続できず、4着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた14戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C10（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦したが、4着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた15戦目は、一般C11（名古屋ダート920m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、伸びてきたホウオウエニシ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

5月8日、中1週で迎えた16戦目は、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山真一騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた17戦目は、一般C6（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山真一騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C5（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸山真一騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るゲンブを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月18日、中1週で迎えた19戦目は、一般B9（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で丸山真一騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

6月27日、連闘で迎えた20戦目は、一般B10（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で丸山真一騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた21戦目は、一般B11（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた22戦目は、アジア・アジアパラ応援16（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山真一騎手（7戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。