タガノバクシンオー（2005年生、母タガノファビュラス）

タガノバクシンオー（2005年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時16歳）と交配したタガノファビュラスが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠タガノファーム。戦績は、地方11戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上C4一。

経歴

デビュー前

国沢利照厩舎（園田）へ入厩。

3歳（2008年）

5月20日、デビュー戦は木村健騎手を鞍上に据えて、3歳F6二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は525kg。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったユウターレオンに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳F6二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったライジンハーバーに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、3歳F5二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて楽々と抜け出し、最後は2着のディアースイートに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F4三（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフレッシュモモを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

7月22日、中2週で迎えた5戦目は、3歳F3一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（4戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鬼脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサフランチカラに1馬身3/4の差をつけて1番人気に応えた。

8月6日、中1週で迎えた6戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳F2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた7戦目は、3歳F2二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦3勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

10月30日、中7週で迎えた8戦目は、3歳以上D1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（6戦3勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のパワーゼンカイをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

11月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

12月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村健騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で木村健騎手（9戦4勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のトーアツキノオーをクビ差振り切って5勝目をゲットした。