ロングパラディン（1992年生、母エフテーエリザベス）

ロングパラディン（1992年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のニホンピロウイナー（当時12歳）と交配したエフテーエリザベスが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）信成牧場。戦績は、中央平地25戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1995年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

佐山優厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

1月29日、デビュー戦は小谷内秀夫騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた2戦目は、4歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったヤマニンチアフルにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に敗れた。

9月10日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮し、4着に入った。

9月24日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で飯田祐史騎手（1戦0勝）。17頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、6着に終わった。

9月30日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で飯田祐史騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトウヨウファイターに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で飯田祐史騎手（3戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で飯田祐史騎手（4戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

4歳（1996年）

7月13日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の足立山特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では脚を伸ばせず13着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた12戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

10月5日、中3週で迎えた13戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の能生特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレッドマルスにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の喜多方特別（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

5歳（1997年）

9月7日、約10か月半の休養明けで迎えた15戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず13着に終わった。

10月11日、中4週で迎えた16戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた17戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

11月8日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武幸四郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく15着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた20戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高山特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

12月14日、連闘で迎えた21戦目は、4歳以上500万下の長篠特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は古川吉洋騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

6歳（1998年）

6月27日、約6か月半の休養明けで迎えた22戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての11番人気で大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず14着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた24戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の中之島特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の如意ヶ嶽特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（4戦0勝）。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。